2009年5月9日土曜日

5.8 屋久島 白川山集落 *山尾三省が愛した土地

5月8日 屋久島 白川山集落



今日も手塚さん宅に泊めていただいています。



● 今日の一言 ●

子どもは自然の中で育てたかった。

-手塚賢至さんの言葉


● 今日の出会い ●

-手塚賢至さん/田津子さん


● つれづれ日記 ●


屋久島の港町から山の方に4kmほど
のぼったところにある白川山(しらこやま)集落。

木々に囲まれた道の奥に家があるため
道を歩いていても家があまり見えない。

そんな集落にある
ほぼ手作りの家。

縁側は常に全開。
猫と犬が寝そべって、
暖かな日差しの中
鳥の鳴き声が響きます。

水は川の水をひいていて、
お風呂は大自然の中の手作り露天風呂。

ガスは使わない。
すべて薪をつかって
お風呂も沸かすし 料理も作る。

素敵な暮らしだなぁと思う。


「どうしてこの村へきたのですか?」

と聞くと、

山尾三省さんが『80年代』という雑誌に連載されていて
その中で、彼が住む白川山集落の土地に住む人を
募集していたのだそうだ。

そこで迷わず連絡をして見に来たら
すぐに惚れてしまったのだそうです。


そもそも、この白川山集落は
昭和初期に大きな土石流が起き
そのあと村人が全員山を降りてしまったのだそうです。

事実上廃村になった村に
山尾三省さんが移住してきて
そこから白川山は第二の人生を歩みだした...

今は16軒の家族が暮らされているとのこと。
...もともとは100人が住んでいたのだそうですが。

手塚さんの家、そして白川山には
山尾三省氏の哲学が引き継がれている...

そんな気がします。

それぞれ個性的な人たちが集まり
新しい自治のもとにコミュニティをつくりだす。

この地も高齢化等々とは無縁ではなく
課題もいろいろあるようですが
すごくおもしろいところです!

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*自家製露天風呂

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