朝起きると朝の日差しの中に雪景色。
景色を見るだけで感動できる生活。
昨夜から
福井県三国のラーバンの森・おけら牧場という
肉牛がメイン、ジャージー牛のミルクや鶏卵もつくっている
農家さんにお邪魔しています。
ここは市街地から離れた林?の中にあるのですが
三国全体では人口も増えているようで
過疎地でも限界集落でもないのですが...
この農家の主、山崎夫妻はお二人とも早稲田出身、
(夫の一之さんは中退されたそうですが;)
Iターンで三国の地を開拓されたとのこと。
年齢や東京出身でIターンという境遇、
"ヨソモノ"が新しい感性で新しい農業をやっている点では
土遊野の橋本夫婦と似ている気がします。
ここにはじめてお邪魔したのは一昨年、
学生時代に友人たちと一緒に滞在させてもらいました。
夫の一之さんは30年?ほど前に
茅ヶ崎出身なのですが三国の地と出会い
50アールの土地を買って井戸掘りからはじめられました。
アルバイトで貯めたお金で肉牛を買い
はじめは建設関係の仕事で餌を購入しながら
出荷までこぎつけたそうです。
そんな風にして0から作り上げられた場所には現在
肉牛、乳牛(ジャージー)、鶏、米、小麦、野菜...
そして、滞在をするためのログハウスや
子ども達のためのツリーハウスなどがあります。
奥さんの陽子さんが15年ほど前に
「田舎のヒロインわくわくネットワーク」という
NPOを立ち上げられて代表をされています。
書籍も出版されていて有名な方なので
ご存知の方もいるかもしれませんが、
これからは農家の女性が輝ける存在にならなければいけないと考え
全国の農家で活動する女性を訪ね歩いてつないだそうです。
数年に一度、早稲田大学にて全国集会を行っていて
ぼくも前回参加させていただいたのですが
これがまたすごい!
全国から農家の女性(男性も)が集まり、
加えて前回は学生・企業の方も含めて
200~300人くらいの人が集まりました。
そして、二日間に渡って農業だけでなく
広く「社会」について語り合う
熱気に溢れた時間を過ごしました。
農業を憂う声もいろいろあるけれど、
こうして一人一人が輝きを放つことから
現実は変わっていくんだろうと確信し
感動したことを思い出しました。
また、大学時代は組織論も少しかじりましたが
組織としても何気に最先端ではないかと思っています。
全国津々浦々の人たちが緩い紐帯でつながり
それぞれが個として輝きを放ちながら
「この指とまれ」的に何かが生まれていく。
自立分散のネットワーク型組織が
本当にしっかり機能しているという点では、
企業社会が向かうべき方向を指し示しているのではないかと思います。
(企業はまだ新たな時代の"組織"を確立できていないようなので;)
社会の向かうべき方向を、
15年前に既に描いていた...
ということに驚いていました。
そんなことで、
昨日夕方に富山でこれからどうしようかと考えた時
「ラーバンへ行こう」と思い立って洋子さんに連絡しました。
すると、
「いいよ。今晩おいで」と一言。
急だったので一晩かけて
福井に行こうかと思ったのですが、
食事も用意してくださるということで
急いでJR北陸線に乗って向かいました。
この懐の広さ。
いつでも・いつまででも泊めてくださると言い、
家族同様になんでも分け与えてくれます。
この人としての魅力が人を集め、つなぎ、
幸せな関係を紡ぎ出すのだと実感しました。
まだまだ書きたいことはあるのですが、
とりあえず今日はこの辺で。
明日はここで生キャラメルづくりをお手伝いして、
あさっては滋賀県へ移動することになりました。
*今日も本当にありがとうございました*
7日目
朝起きると朝の日差しの中に雪景色。
景色を見るだけで感動できる生活。
昨夜から
福井県三国のラーバンの森・おけら牧場という
肉牛がメイン、ジャージー牛のミルクや鶏卵もつくっている
農家さんにお邪魔しています。
ここは市街地から離れた林?の中にあるのですが
三国全体では人口も増えているようで
過疎地でも限界集落でもないのですが...
この農家の主、山崎夫妻はお二人とも早稲田出身、
(夫の一之さんは中退されたそうですが;)
Iターンで三国の地を開拓されたとのこと。
年齢や東京出身でIターンという境遇、
"ヨソモノ"が新しい感性で新しい農業をやっている点では
土遊野の橋本夫婦と似ている気がします。
ここにはじめてお邪魔したのは一昨年、
学生時代に友人たちと一緒に滞在させてもらいました。
夫の一之さんは30年?ほど前に
茅ヶ崎出身なのですが三国の地と出会い
50アールの土地を買って井戸掘りからはじめられました。
アルバイトで貯めたお金で肉牛を買い
はじめは建設関係の仕事で餌を購入しながら
出荷までこぎつけたそうです。
そんな風にして0から作り上げられた場所には現在
肉牛、乳牛(ジャージー)、鶏、米、小麦、野菜...
そして、滞在をするためのログハウス
子ども達のためのツリーハウスなどがあります。
奥さんの陽子さんが15年ほど前に
「田舎のヒロインわくわくネットワーク」という
NPOを立ち上げられて代表をされています。
書籍も出版されているので
ご存知の方もいるかもしれませんが、
これからは農家の女性が輝ける存在にならなければいけないと考え
全国の農家で活動する女性を訪ね歩いてつないだそうです。
数年に一度、早稲田大学にて全国集会を行っていて
ぼくも前回参加させていただいたのですが
これがまたすごい!
全国から農家の女性(男性も)が集まり、
加えて前回は学生・企業の方も含めて
200~300人くらいの人が集まりました。
そして、二日間に渡って農業だけでなく
広く「社会」について語り合う
熱気に溢れた時間を過ごしました。
農業を憂う声もいろいろあるけれど、
こうして一人一人が輝きを放つことから
現実は変わっていくんだろうと確信し
感動したことを思い出しました。
また、大学時代は組織論も少しかじりましたが
組織としても何気に最先端ではないかと思っています。
全国津々浦々の人たちが緩い紐帯でつながり
それぞれが個として輝きを放ちながら
「この指とまれ」的に何かが生まれていく。
自立分散のネットワーク型組織が
本当にしっかり機能しているという点では、
企業社会が向かうべき方向を指し示しているのではないかと思います。
(企業はまだ新たな時代の"組織"を確立できていないようなので;)
社会の向かうべき方向を、
15年前に既に描いていた...
ということに驚いていました。
そんなことで、
昨日夕方に富山でこれからどうしようかと考えた時
「ラーバンへ行こう」と思い立って洋子さんに連絡しました。
すると、
「いいよ。今晩おいで」と一言。
急だったので一晩かけて
福井に行こうかと思ったのですが、
食事も用意してくださるということで
急いでJR北陸線に乗って向かいました。
この懐の広さ。
いつでも・いつまででも泊めてくださると言い、
家族同様になんでも分け与えてくれます。
この人としての魅力が人を集め、つなぎ、
幸せな関係を紡ぎ出すのだと実感しました。
まだまだ書きたいことはあるのですが、
とりあえず今日はこの辺で。
明日はここで生キャラメルづくりをお手伝いして、
あさっては滋賀県へ移動することになりました。
*今日も本当にありがとうございました*