2009年9月29日火曜日

【報告】ムラアカリをゆく旅 vol.1 富山県「土遊野」を訪ねる

友廣です。


以前に告知させていただいていた
ツアー企画第一弾『ムラアカリをゆく旅』ですが
無事に最高の時間を過ごすことができました。


前回のエントリーにもあるとおり
とてもバラエティーに富んだ素晴らしいメンバーが揃ってくれました。


まあこの時点で楽しくないわけがないのですが(笑)
それぞれが自発的に限られた時間を楽しもうとし
積極的に動いてくれたことが大きかったのかなと思います。


やはり旅は「誰と行くか」
そして、「誰と会うか」が大事だなと改めて実感。


これからも人数をある程度絞って
密度の濃い旅を企画していこうと思います。


+ + + + + +


簡単に旅の流れを共有しようと思います。
mixiをされている方は
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1295450848&owner_id=174928
こちらにも参加してくれた太田英基くんが感想を書いてくれているので
ご覧いただけたらと思います。


東京からは6名がレンタカーで集合、
その他は宮城蔵王、金沢からも自家用車で登場。
1名は旅人として前泊していました。


朝早くに到着して、仮眠して、朝食を食べたあとは
今回のメインディッシュの一つである「稲刈」へ。


ここ、「土遊野」農場は橋本秀延さん・順子さんが
20年数年前に入植して山間部の棚田を借り
少しずつ開墾されてこられました。


一貫して無農薬有機栽培にこだわり
いまでは「合鴨」くんたちが大活躍して
5,3ヘクタールの田んぼで米を作られています。


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合鴨は糞が肥料となるだけでなく

稲がある程度育ったあとは稲は食べないで雑草だけを食べる。

泳ぎ回ることで土中に空気を入れたり

水をかき回すことで太陽の光が入らず

雑草の成長を抑制するという効果もあるのだとか。

果ては、そのお肉をいただくこともできる・・・



そんなことを聞いていると

合鴨くんたちがなんとも素晴らしい存在に見えてきました。

ぼくも負けないように価値ある仕事をしていかねば...と気合が入りました(笑)



そんな彼らのチカラをもらって育まれた田んぼで

黄金色に実った美しい稲穂を収穫してきました。




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小さい農地で「体験」という感じの稲刈りでしたが

身体を動かして食べ物を得るために働くという時間は

大変だけれども清清しい気持ちになりました。



順子さんが

「百姓にとってお米は神様だから、稲は踏まないようにしてね」

とおっしゃった。



日本各地で田んぼの仕事を手伝わせていただいてきたけど、

この状態になるまでに長い時間と手間を愛情を注いで来られたんだよな。



ふと収穫までのプロセスと、機械がなかったころの農業を想うと

「お米は神様」と言った先人の気持ちが少しだけ分かった気がした。



参加してくれた一人は小さい頃に

「お米を残すとじいちゃんにビンタされた」と話してくれました。

それほどまでにお米というのは尊いものだったんだろうなぁ・・・



なんて思いました。




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お次はその足で大きく実ったきゅうりをもぎ取り、そのままお昼ご飯へ。

橋本家の娘さんめぐみちゃんお手製のトマトシチュー。

自給率ほぼ100%。名づけて「土のめぐみのトマトシチュー」

(この集落は「土」という名前なのです・笑)




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お次は枝豆の収穫!

今晩食べる分を...と言われたのに

おもいっきり欲張って収穫しました(笑)



上の彼はまるでプロのようですが

まったくの素人です。念のため(笑)




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その後は草刈。

もともとは田んぼだったものの、高齢化によって手放され

荒地になっているところをこれから開墾されるとういことで

ぼくらも草刈をお手伝い。



ツタが生い茂っていてまさに荒地。

しかし橋本さんたちはこのような土地を開墾し、

いまのような素晴らしい場をつくりあげられてきた。



そのリアルを感じて欲しいと言うことで

少しだけだけれど開墾を体験させていただいたのですが

日ごろのストレス発散もあったのか

この見晴らしのよい立地もあったのか

勢いよく立ち向かって気持ちよく終えました。



妙な達成感を得ました(笑)




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そのあと地元の温泉に浸かって、汚れと疲れを洗い流したあとは

手作りの「峠の茶屋」にてそば打ちをしました!



写真にあるように絶景のロケーションに立つ

この小屋も手作りだそうですが・・・

(ぼくが前に来たときには枠しかありませんでした^^)



その小屋の中で、手作りのそばを打つ!



みんな初体験とのことだったのですが

これがめちゃくちゃうまかったです!



この「そば」ともぎたて茹でたての「枝豆」と冷えた「ビール」という

史上最強のコンビネーションによりテンションはマックスに。

10人ちょっとに40人前以上のそばという贅沢な状況に

みんなお腹も心も満たされました。





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最後は日本口笛選手権ファイナリストの口笛や(笑)

現役保育士さんによるウクレレによる楽しい宴をはさみつつ、

真面目な議論を夜中まで交わして就寝。



順子さんはソーシャルワーカーをされていた経験から「農業」に辿り着き、

仕事・生活・学び...などがつながる暮らしをしたいという想いから

この富山の地に移住されてこられたとのこと。



心を病んだ子ども達と接してこられる中で

「土遊野」とかかわりを持って変わっていく瞬間の話が興味深かったです。



ぼくの中でのキーワードは

「場の持つチカラ」と「自然には自己肯定感のメッセージが内在している」でした。



あとは以前にも聞きましたが

「遊」という字にこめられた「遊び」「わくわくする気持ち」の大切さ。

「笑いがなければ人生は楽しくない」という言葉。



水俣の吉本さんも何度も口にされていたけれど

当たり前(であるはず)の「笑」の大切さを改めて感じました。

この場にはそのチカラが溢れています。




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午前中は二人ペアになって一人が目をつぶって

もう一人が誘導して歩くと言うアクティビティをやりました。

言葉も一切使わず、相手を信頼して歩くという

視覚・聴覚障害者の方の感覚を体感するというものなのですが、

ぼくらがやってみるといかに普段視覚に頼っているかが分かります。



自然の中にいても、どうしても視覚の情報だけで感じているのですが

目をとじることで聴覚や足の裏の感覚などが鋭くなり

違う視点から自然に向き合うことができます。



そんなプチワークショップをしながら鶏舎へ向かいました。




そして一人一人ヤギの乳絞りをした後
鶏が卵を産む瞬間を見せてもらいました。



この卵を産む瞬間は何度見ても心が揺さぶられます。



当たり前ですが、

どんな卵も一つ一つ鶏が真剣に産んでいるんです。

どんなにスーパーで冷たく並べられている卵も産みたては温かいのです。

そして、粘膜に囲まれているため濡れています。



そのあとは母屋に戻って
ツアー最後の振り返りワークショップをしたのですが、



「ふだん想像力を働かせることが大事って言ってきたけど

 今まで卵を食べる時にあんな光景を想像したことなかった」

という言葉が出ました。



見たことがないのだから当たり前なのですが

なんだかこの言葉が嬉しかったです。

なぜなら僕もはじめて見たとき、同じ事を想ったから。



「命は生きてるから温かいんだよ」

「温かい命をいただくから皆の身体も温かいんだよ」



順子さんは子どもの自然体験のときに

こんな言葉を伝えるのだそうです。

 

子どもの頃にそんな体験ができたら、
他人のいのちも、自分のいのちも

大切に扱えるようになるんじゃないかと思います。


 

もっとみんなの言葉もお伝えしたいのですが

今日は長くなってしまったのでこのへんで。

また機会をみてお伝えできたらと思います。





とにかく、
「ムラアカリをゆく旅」第一弾は
事故や怪我もなく無事終えることができました。



これから今まで訪ねさせていただいてきた地域を中心に

いろんな地域をみんなで旅できたらいいなと思っています。

 

今回のツアーで改めて現場を訪ねることの大切さを感じました。

 

もちろん、文字にしたり生で話したりということも続けていきますが

どんなに言葉を重ねたとしても伝わらないことがあるなぁと改めて実感。

これは妥協ではなく、事実として「場」の持つチカラはやはり大きいです。

たくさんの人に現場を見てもらい、感じてもらい、学んでもらい

土の人と風の人がよい関係を結べるような役割を担いたいと思います。

 

これからもしばらくは少人数でやっていく予定ですが

興味のある方はぜひとも連絡をいただけたらと思います。

また次の企画も決まったらお知らせしますね!





それでは、
参加してくれたみなさん、

そして土遊野の橋本さん

本当にありがとうございました!!




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ここまで読んでくださりどうもありがとうございました。




2009年9月18日金曜日

「地域活性化」の違和感(2)

友廣です。

「風の便り」の中でもお知らせしていた
『ムラアカリをゆく旅 in富山』ですが
無事に定員の10名が集まり満員御礼となりました。

この旅では本当に素晴らしい出会い、経験、学びの機会をいただいたので
今度はそれをいろんな人に伝えて・共有していきたい!
という思いから、ツアーを企画していくことにしました。

今回はその記念すべき第一弾というわけですが、
おかげさまで幸先のよいスタートが切れそうです!

参加してくださったメンバーも
現役東大生、農業従事者、幼稚園先生、コンサルタント、官僚、
起業家、商社、ロボットメーカー、食のスペシャリスト、放浪者(苦笑)

��・・と幅広く、それぞれの立場からの視点を大切にしつつ
それらをシェアしていくことで深くて面白い学びの場をつくりたいと思っています。

よい時間を過ごしてもらえるようがんばります!
第二弾以降も企画していく予定ですので
また完成したら(できるだけ早く)お知らせいたしますね。

よろしくお願いします!


�� + + + + + + +


さて、前回の「地域活性化」についてですが
夜中に睡魔と闘いながら書いたので
改めて読み直してみると分かりづらいですね・・・

うーん。

ペリーのくだり、比喩として分かりやすいと思ったのですが
ちゃんと伝わったかなと不安になりました。

要は、相手側の立場にたって
その心境を共有できるかどうかが大事なんじゃないか、と。
それが言いたかっただけです。


仮にお年寄りと接したことがない官僚が
高齢者福祉の施策を打ち出すとする。
すごく理詰めでうまく練られていたとしても
それではなんだかうまくいかなさそうじゃないですか?

たぶん、「数字」を良くはできそうな気がしますが
それ以上にもっていくのは難しいんじゃないかと。

作る側に立つといけそうな気がするんですが、
受ける側の立場でイメージしてみると
そんな簡単に伝わらないよって思う。
そんなに簡単に理解されてたまるか、って思いますよね(笑)


たとえば、さっきの高齢者の話で言うと
おじいちゃんを一番幸せにできるのは
どんなに素晴らしい政策よりも一人の「孫」だったりする。

「数字」は動かせなくても、この一人と一人の関係で
人って幸せな生活を実現できたりするものなのかもしれない。

そして個人の自然な生活の中には
「地域活性化」なんていう言葉はない。

田舎を訪ねてみても、地域にいる人たちは
「おれたちの集落よくしたいよね」とか
「子ども達のためにがんばろうよ」とか
「あの人が元気ないからなんとかしようよ」とか
もっともっとシンプルだ。

自分の中に、地域の誰かが入ってきて
なんとかしたいと思って動き出す。


水俣の吉本哲郎さんも何度か、
「その言葉、ばあちゃんも使ってるのか?」って
おっしゃっていた。

本当に地域のことを思って「活性化」するのなら
地域に住み、その地域を育んできた人たちの言葉を
大切にすることも大事なのかもしれない。

みんなが使っている言葉の中には
地域の温度とかリズムがある気がしている。
所詮言葉ではあるけれども、
その人たちの想いは凝縮されているかもしれないから。

そんなことを考えています。

2009年9月16日水曜日

「地域活性化」の違和感。

友廣です。

こちらのブログでなにを書こうか...
いろいろと悩んでいたのですが
少しずつ「地域」や「第一次産業」など
この旅で出会ったテーマについて書いていこうと思います。

旅の途中で出会ったこと、感じたこと
そして今現在考えていること・・・

自分の備忘録として書いていきたいと思います。

�� + + + + + + + + + + + 


最近「地域活性化」という言葉に
ひっかかりを感じることがあった。

なんだろう。ちょっとした違和感が残ることが多い。

その理由について
この数週間いろいろ考えていて
先日ふと会話の中で気づいた。


それは、都会の人が都会目線で
「地域活性化」という言葉を使うことに対してだった。


都会のモノサシ、それはつまり主に「経済」を尺度として
「活性化」というものを定義しているということ。

そして都会で「活性化」しようとする
多くの人は「あなたのためです」と言う。
地域のため、集落のため、日本のため・・・と。


でも、
「開国を迫っているのは日本のためです」
と黒船に乗ったペリーが口にした時、
その場に居合わせた日本人はなにを思ったのだろう。


相手側の感覚が抜けている気がするのだ。


ペリーは、心の底から文明の遅れた日本を救いたいと思って
わざわざ命がけで遠くからやってきたのかもしれない。

でも、
もし自分が当時の日本人だったとしたら・・・と想定すると、
そんなこと、とても受け入れられなかっただろう。

だって、見ず知らずの人から「あなたのために」
という言葉を聞いたってしっくり来ないのは当然だろう。


突然やってきた人に今までの日常を否定されて
「お前のためだ」といって変革を求められたら
「あんた何様?」って思うだろうな、と。

土足で畳の上に上がるかのような雑さを感じてしまう。


地域が経済社会に組み込まれている場合、
「ヒト・モノ・カネ」は東京に集まるわけなので
当然、「劣っている」という状況が生まれる。

そこで都会の人は<経済>というモノサシによって
その遅れている部分を埋めてあげましょうって説得する。

それを税収の不足している行政も受け入れるんだけど
果たしてミクロに見た時に"一軒の家族"はどう変わるのか。


「経済」というモノサシの先には幸せな生活があるのか。

多くの場合はそこまで言及されないけど
本当はそこが一番大切なんだと思う。



そしてその幸せな生活を実現するためには
「人」と出会い、「人」を知ることが必要だろう。


その土地で生きる人の声を聞き、
息遣いを感じ、
体温を共有する。

自分の中にそれらを取り込んでいく。


手触り、味、匂い、喜怒哀楽...

外の人は、完全にその地域の人にはなれない。
でも、
自分の中に地域の人を取り入れることはできる。


そこに住む人たちとの関わりの中で
自分の欲求や喜びや悲しみと同じレベルで
自分がなにかやりたいという衝動が生まれる。

誰かの笑顔や苦痛に対して
自分の中でたしかなものが動いた時
本当の「地域活性化」が生まれるのではないかと思うのだ。


一昨日前に、ぼくがお世話になっている
早稲田大学の友成真一先生も言っていた。


「人類は今までたくさんの「仕組み」をつくってきた。
 でも、仕組みによって幸せな人生を実現できたことはない」と。


国際貢献でも、なんでも同じだと思う。

自分の中に「人」が不在の「活性化」はニセモノだと思う。
相手の体温を感じない施しは
世のため人のためという名の偽善になりえる。

どんなにきれいな絵を描いても
どんなに立派なビジネスが生まれて
どんなに経済が回ったとしても

その先に幸せな生活がなければ意味がないし、
そのたしかな触感がないのに絵を描こうというのは
ちょっぴり傲慢なことなんじゃないかと思う。


「地域活性化」という言葉を分解すると
「わたしの○○している街が××で△△な気分だから□□したい」

こんな感じになるのかな。
自分と地域がつながる感じ、それが必要なのかも。


ペリーの場合はそんなことないもんね。きっと。
主体と客体の間に深い溝があっただろうから
自分の価値観を一方的に説得していたのだと思う。


「地域活性化」を外から提案する場合、
往々にしてマクロな指標を持ち出して
分かりやすいフレームに当てはめて説得しようとしてしまう。
でもそこにいるのは個人であり家族である。

だから、逆の立場にいる一個人の視点を忘れてはだめだと思った。

「それ、なんかいやだ」

と自分自身が思うようなことは
他人様にはやらないようにしよう。


長々と「地域活性化」に関する違和感について書いてみました。

読み返してみてなんと偉そうなんだと思ったのですが
これも自分の主観なので敢えて発信してみようと思います。

皆さん、どう思われましたか??

2009年9月13日日曜日

≪風の便り≫ムラアカリをゆく vol.4 &旅のお誘い

こんにちは。友廣です。



大変ご無沙汰しております!




はやいもので旅を終えてから

約一ヶ月が経過いたしました。



ご縁のある方々に≪風の便り≫をお送りしたので

こちらにも掲載させていただきます。

��内容は修正しています)




また、下記文面の中にも書かせていただいていますが

富山を旅するツアーを企画しております。



〆切が9月15日までと迫っておりますが、

まだ参加者数に余裕がありますので

ご興味のある方はぜひご参加ください!



個人ブログの方にも載せています。

http://ytomohiro.seesaa.net/?1252816677




下記、お時間のある時にでもご覧ください。

また、興味を持ってくださった方は
直接のメールなども心よりお待ちしております!



+ + + + + + + + + + + 

お世話になっている皆様へ





大変お世話になっております。

友廣裕一です。





2009年2月11日~8月10日まで、約6ヶ月に渡って

全国約70以上の農山村を中心に日本一周をしてきた

「ムラアカリをゆく(http://murakari.com)」ですが



旅を終えてからあっという間に

もう一ヶ月が経過しようとしています。




旅を終えたあとは東京にしばらく滞在したあと

大阪の実家に滞在していたのですが、

昨日また東京に戻ってきました。




本当にあっという間だったのですが・・・

この期間であの旅とは一体なんだったのか、

これから自分が伝えていくべきこと、

やるべきことが見えてきた気がしています。




とても素晴らしい経験をさせていただいたので

これからはそれらの得たこと感じたことを元に

アウトプットしていく段階へ進んでいこうと思っています。




引き続き、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします!



これからも自らの未熟さに向き合いながらも

一歩ずつ素直に誠実に進んでいこうと思います。



いつも本当にありがとうございます!!





★全国各地の地域の皆さんへ

「うちでこんなことやってよ」とか「やろうよ」とか

「こんなことできたらいいんだけどなー」とか

「これ、なんとかしてよー」なんていうこと

��かなりざっくりですが・笑)

なにかあればお気軽に連絡をいただけたら嬉しいです!




★それ以外の皆さんへ

上と同じなのですが、とりわけ、

オカネになることがあったら紹介していただけたら嬉しいです(苦笑)

「こんなこと一緒にやらない?」とか

「ちょっとここで話してよ」とか

「こんなことやってみたら?」などなど、

なんでもよいのでメールをもらえたら喜びます!





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��旅に出るまでの経緯

 →http://ytomohiro.seesaa.net/article/113788640.html



*「風の便りvol.1」

 →http://www.murakari.com/2009/04/-vol1.html



*「風の便りvol.2」

 →http://www.murakari.com/2009/07/-vol.html



*「風の便りvol.3」

 →http://www.murakari.com/2009/08/-vol-1.html

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��*この一年間でメールさせていただいた方を中心にお送りしています。

  諸事情あって今回から送らせていただいた方もいますが、

  今後ともどうぞよろしくお願いいたします!





――【メディア掲載 情報】――――――――――――――



ご連絡が遅くなってしまったのですが

8月22日『朝日新聞(全国版・夕刊)』に掲載していただきました!



こちらからダウンロードして読めます。

→ http://www.murakari.com/2009/08/824.html



好評をいただいており(記者の浜田さんありがとうございます)

いろいろなところで見てくださった方からメールが届いています。

記事の大きさに見合うよう、しっかり精進していきたいと思います!笑





また、以前掲載していただいた

『サンデー毎日(5月3日号)』を

先ほど掲載しましたので宜しければご覧ください!

→http://www.murakari.com/2009/09/53.html



ちなみに、

他にも取材していただいた記事や

僕が執筆させていただいている

文章もいくつかありますので

順次掲載していけたらと思っています。



引き続き、ご覧いただけたら幸いです!



その他の掲載履歴はコチラ

→ http://www.murakari.com/about2.html







――【スピーカー情報】――――――――――――――



なんと、誠に僭越なのですが

お話させていただく機会もいただいています。



自分の足で歩き、様々な出会いをいただいた

自分には伝える責務があると感じているので

心を込めてお話させていただいています。





●今後の予定



【9/18 19:00~】人むすびの場 @御茶ノ水
 テラコーポレーションの高重さんと
 東京新聞の鈴木さんが開かれている
 ワールドカフェ形式の勉強会でお話させていただきます。
 →http://www.terrestrial.co.jp/musubi/




【9/24】わせだのわ @高田馬場

 旅をはじめるきっかけの一つともなった早稲田OB&現役学生の勉強会。

 主催者のお一人Google川島さんとの出会いが旅を決意する最後の一押しでした。

 素敵なOBの方がたくさんいるので、現役早大生の皆さんはぜひお越しください!

→https://sites.google.com/site/circleofwaseda/




【11/26】墨田区 食育推進リーダー育成講習会

 実は昨年から墨田区の食育推進会議外部推進委員という役職を

 仰せつかっているのですが、そんな縁もあって僭越ながら

 講習会にて少しお話させていただくことになりました。

 テーマは「日本各地の食育から見えてきたこと」です。




【1/8】自分の仕事を考える三日間(の前座)@奈良

 前回は参加者として足を運んだイベントだったのですが

 今度はなんと、お話をさせていただけることになりました!

 奈良に全国から200人以上の人が集まるという不思議で素敵なイベントです。

 プレナイトイベントですが、ぼくが大好きな西村佳哲さんに

 ファシリテートしていただけるようです!(たぶん)

→http://www.library.pref.nara.jp/event/talk_2008.html(昨年分)





●終了済み



【8/19】三文会 @東大前

 偶然お会いした㈱フルフリの杉さんが調整してくださり

 初めてメールして二日後の早朝には会が用意されていました(笑)

 そんな急な会にも関わらず15名くらい集まってくださって話も盛り上がりました。

→http://fromy.net/sanmon/2009/08/19/819 ムラアカリをゆく旅の出会い 地域を放浪し/

��「放浪し」まで全てコピーして貼り付けてください^^)




【9/6&8】大阪農時間 vol.1

 偶然ふらりと立ち寄ったカフェで盛り上がって

 翌週にはお話をさせていただけることに。

 大阪の都会の真ん中とは思えない癒し空間で

 満月を眺めながらお話をさせていただきました。

 急な告知にも関わらず二日あわせて30名以上の満員御礼。

 関西周辺の濃ーいメンツが集まってくださいました^^

→http://blog.zaq.ne.jp/sorahata/article/228/

 http://www.soraniwa.net/index2.htm







――【ツアー企画】――――――――――――――――



【9/26~27】ムラアカリをゆく旅 @富山

 初ツアー企画です!

 出発前は「相乗りしてください...」なんて言ってたのですが

 旅中はとてもそんな余裕はなかったので(苦笑)

 改めて僕が出会った地域を紹介したいと思っています。

  第一回は「ムラアカリをゆく」でも最初に訪れた「土遊野農場」を訪ねます。

 集落に一軒だけで暮らしながら有機農業をされていて、

 今年からは小水力発電による電気の自給も始められたとのこと!

 ※こちらも詳しくは文末に告知文を添付させていただきます。



・日 時:2009年9月26日(土)~27日(日)

・集 合:9月26日午前8:00~10:00の間 @越中八尾駅

・場 所:富山県富山市土集落 『土遊野』農場

・参加者:約10名

・内 容:小水力発電の取り組みや米の収穫、自然卵の集卵

中山間地の可能性についてのワークショップなど。

・参加費:9,500円(学生 7,000円)

��食費・宿泊費・研修、体験、ワークショップ費を含む ≪交通費別≫







――【報告会】――――――――――――――――



 最後に、別途「報告会」のお知らせです。
 【日程候補:10月10 / 12 / 16 / 18日...あたり】



 いろいろなところでお話させていただく機会を頂いたので
  「報告会」と改まってやりたくなかったのですが...(苦笑)



 でも、これを口実に興味のある方と出会えたり
 久しぶりの方ともお会いできたら嬉しいので

 小さい会を何度か開催しようと思っています。

  候補としては10月10日/12日/16日/18日あたりを考えています。

 参加してくださった方には満足していただけるよう

 経験したことや感じたことを心をこめてお話させていただこうと思います。

 毎回来てもらっても飽きないような仕掛けも考え中です。

 

 また追って掲載させていただきますが、

 日にちや場所や内容の要望・アドバイスなどありましたら

 お気軽にメールをいただけたら嬉しいです!




 興味を持ってくださった方はご遠慮なく連絡を送っていただけたら嬉しいです!


―――――――――――――――――――――――





そんなわけで、

長々とお知らせばかりになってしまいました。



ここしばらくは都会生活だったのですが

途中、ご縁をいただいて奈良と小豆島を訪れてきました。
(小豆島に関しては追って掲載したいと思っています)

旅をしていた半年間は身体が慣れてしまって

「あたりまえ」の反応になっていたのですが...

久しぶりに自然の中に立ってみると

身体が少しずつチューニングされていくのが分かりました。



小豆島では海の上に浮かぶ満月を眺め、

砂浜に寝転んで朝日を思いっきり浴びたら

身体がとても喜んでいるのが分かりました。



自然の力を改めて感じ、

また自然の近くで暮らす生活の

素晴らしさを改めて体感しました。





また、最近都会にいて情報を受け取っていると

「過疎」とか「限界」というラベルに対して

ネガティブな共通認識を作る流れを感じます。



でも、マクロな視点で簡単にラベルを

貼ってしまうことにすごく疑問を抱きます。




そこに住む一人一人の人生や生活を見ずして

どうして「限界」なんていえるのでしょうか。

ぼくが出会った方々の中で

本当に「限界だなぁ」なんて一度たりともありませんでした。




たしかに経済が回っていなくて大変な地域はありましたが、

モノはなくても、おカネはなくても、誇りを持って

素晴らしい人生を生きられている方はたくさんいます。




本当の限界は一人一人の心の中にあって

決してなにが"有る"とか"無い"とかいう

環境要因や物理的要因で決められものではない。

そんなことを思っています。



そんな中で、今の自分がやるべきことはなんなのか

旅の経験を元に次のステップに向かうべく

毎日頭をひねっております。



これからもどうぞ宜しくお願いいたします!

いつも本当にありがとうございます!





�� Resource Coordinator *

友廣裕一 (TOMOHIRO Yuichi)

http://ytomohiro.seesaa.net/



◎毎日新聞 (3月4日〈全国版〉朝刊 『発信箱』)
◎サンデー毎日(5月3日号) 
◎朝日新聞 (8月22日<全国版> 夕刊) に掲載して頂きました!


★以下、案内文です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       [ ムラアカリをゆく旅 * vol.1 ]   

��>> <<< 中山間地の「希望」を訪ねる旅 >>> <<<

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@土遊野農場━━



「ムラアカリをゆく」という全国を訪ね歩く旅をはじめる上で

ひとつのきっかけを与えてくれた富山県の「土遊野農場」。

旅のはじめに訪れた場所でもありました。



ここは集落に一軒しか残っていないという

いわゆる"限界集落"にありながら、

有畜循環型有機無農薬の農業を20年以上続けてこられました。



今年からは山間部の豊かな水資源を生かして

小水力発電を行い、電気自動車まで導入。

水車で蓄電した電気で走っているのだそうです。



中山間地というと普段はネガティブな文脈で耳にすることが多いかと思いますが、

今回は「希望」を感じてもらえるツアーを企画してみました。



「中山間地」「限界集落」「持続可能」「有機農業」「地域」

などのキーワードに興味のある方はぜひお越しください♪



土遊野の橋本さん宅に民泊させていただき

自然の中で全身を思いっきり動かして、

大いに食べて飲んで語り合いましょう。



百聞は一見にしかず。



真実は、地域の現場に存在していますよ!



+ + + + + + + + + + + 

■日時:2009年9月26日(土)~27日(日)



■集合:9月26日午前8:00~10:00の間 @越中八尾駅

��希望者は前後泊可(素泊まり1,500円)

��朝は駅まで迎えにいきます。



■場所:富山県富山市土集落 『土遊野』農場



■参加者:約10名



■内容:

 ・小水力発電の取り組み見学

 ・有機無農薬の中山間地米の収穫

 ・平飼い自然卵の集卵手伝い

 ・ヤギの乳絞り体験

 ・中山間地の可能性についてワークショップ(by友廣)

 ・取れたて野菜や玄米を使った料理

 ・地元富山の地酒で乾杯

 ・温泉で日頃の疲れもリフレッシュ

 ・学びのまとめと振り返り etc



※天候によっては収穫体験などできない可能性があります。



■参加費:9,500円 (学生 7,000円)

��食費・宿泊費・研修、体験、ワークショップ費を含む ≪交通費別≫





◇◇ この旅の特徴 ◇◇



 「ムラアカリをゆく旅」は、いわゆる観光旅行とは異なります。

 中山間地の現場を訪れ、その土地に暮らす人の生活リズムに合わせることで

 ただの物見遊山的な旅行にはない"学び"や"気づき"を得ることを目的とします。



 それぞれが求めるものが得られるよう

 少人数・双方向型の旅を目指します。



 能動的な関わりができない方の参加は

 お互いに不幸な関係を招くと考えられますので

 趣旨に賛同できない方の参加はご遠慮ください。



 (知識のあるなし等は全く問題ないのでご安心ください♪)




■主催・問い合わせ先:

『ムラアカリをゆく旅』

 友廣裕一 yuichi.tomohiro810(@)gmail.com



          ↑カギ括弧を外してください。



■申込み方法:

定員になり次第 締め切ります。

��9月15日(火) 最終〆切)

下記、申込みフォーマットを

yuichi.tomohiro810(@)gmail.com までお送りください。



↑カギ括弧を外してください。



>件名:「ムラアカリをゆく旅@富山」参加申込み

*****************************************************************

1. 氏名(よみがな):

2. 所属:

3. 使用交通手段:

��. 携帯電話番号:

��. 携帯メールアドレス:

��. PCメールアドレス:

��.参加理由・希望・期待など:



*****************************************************************


ここまで読んでいただき
どうもありがとうございました!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

P9030096 (Small).JPG




2009年9月9日水曜日

[Press]サンデー毎日(5/3号)記事

お世話になっております。
友廣です。

更新が滞っております・・・
ブログをどうしていくかも考えているのですが
よろしければ
個人ブログ:「It's a Wonderful Journey」
こちらも併せてご覧いただけたら幸いです。

さて、先日の朝日新聞に引き続き
『サンデー毎日(5/3号)』の記事も遅ればせながらスキャンで取り込んでみました。

これは比較的初期に取材していただいた記事なので
その変遷として見ていただけたら面白いかもしれません。
毎日新聞やその他の記事もあるのですが、それらは追って掲載していきます!

サンデー毎日(5_3) (Large).jpg

うまく確認できない方などいらっしゃいましたら
直接ファイルをお送りすることもできるのでメールいただけたら幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。