2009年4月18日土曜日
4.18 広島県三次市→島根県松江市
これから隠岐に渡ろうと思っているのですが
久しぶりにイーモバイルがつながるので
メールにブログに更新しています^^
16日は広島国際大学の石丸先生とお会いさせていただき、
昨年のゼミ生が卒論で扱った限界集落に関する調査研究について
いろいろと話を聞かせていただきました。
(すみません、、詳細は割愛させてください)
そのほかにも、ご専門の都市計画の観点で
以前に関わられたダム建設に伴う新天地の集落計画の話など
新たな視点で地方集落を考えることができました。
移転に伴った資金もあるけれども
反対運動の中で住民間の絆が強まり
移転後は意外とうまく集落は存続している・・・
今はどうか分からないとのことでしたが
これには「そうなのか!」と思いました。
*
翌日は三次市へ。
ちいき活勢会という活動をしている
小池くんに案内してもらい
三次市作木町にある岡三渕という集落を訪ねました。
ここは広島県で最初に"限界集落"と認定された場所だそうです。
以前は多田羅製鉄などの影響で
人口が多かった時もあるそうですが
今は78歳の区長さんで若い存在だそうです。
しかし、中山間地域研究センターの方が
関わられていたりして、新しい公の
交通モデルづくりなどいろいろと取り組まれています。
立派な定住促進住宅も立てられていたり
芽はいろいろと出ているのですが
育つのはこれから・・・という感じでした。
小池くんは広島県立大学の院生なのですが
学生の機動力・ネットワークを生かして
住民の方々と関わる企画を立ち上げています。
今度は田植え前の田んぼをつかって
「泥んこずもう」をするんだそうです。
週に1回は訪ねているそうで
学生が主体になった地域活性化のモデルとして
おもしろいなーと思いました。
区長をされている高岡さん宅に泊めていただいたのですが
とても素敵なご夫婦で、おいしい食事に地域のお話に
いろいろとありがとうございました!
*
翌日は小池くんと相方の樋口くんに連れられ
島根・中山間地域研究センターを訪ねました。
島根は過疎地域の取り組みにおいて
先進的な場所だということが実感できました。
今までは各分野ごとの研究・取り組みがメインだったのですが
ここでは「地域」という単位で、産業・交通・農業・林業・建設...etc.
分野横断的に研究をされています。
尚、ここでの研究は論文を書くのが仕事ではなく
現場に足を運んで、モデル実験をおこない
そこで成果を挙げることを目指しているとのこと。
さらに、報告は知事に直接行うのだそうです。
詳しいことは書ききれませんが
自治体を含めたホンキを感じました。
案内してくださった野村さん、
お忙しいところありがとうございました!
そして、
小池くん・樋口くん
素敵なご縁をつないでくれてありがとうございました!
2009年4月16日木曜日
4.16 広島県大崎下島→広島市
先ほど大崎下島を経ち、本日はこれから広島市内にて
広島国際大学教授の石丸紀興さんとお会いさせていただく予定です。
日ごろお世話になっている
JOYWOWの石丸雄嗣さんのお父さんで
専門は都市計画だそうです。
昨年はゼミ生の卒論で限界集落地域の研究をされたとのことで
お話を聞かせていただこうと思っております。
先日なんと、石丸雄嗣さんのご尽力により
スペシャライズド社から自転車を提供していただきました!
(写真は更新できないのですが...)
自転車業界のコンサルをされている関係で
素敵な自転車を提供していただけることに・・・
本当にありがとうございました!
明日からは、ブログにコメントをくださった
ちいき活勢会の小池さんに案内していただき
広島県三次市の方に滞在させていただく予定です。
*
大崎下島は瀬戸内ならではの
温暖でみかん畑と海が印象的な
とっても素敵なところでした。
この旅はじめて熱を出してしまい
丸一日は寝込んでしまったのですが・・・
ほぼ100%島内産・自家産・浜本おばあちゃん手作りの
おいしい食事のおかげで完治できました!
83歳の浜本さんご夫婦からは
8番目の孫だと言ってかわいがっていただき
また一つ田舎が増えた気分でうれしかったです!
夫の幸男さんはみかんづくり一筋60年。
時代の流れに弄されながらも、
ひたむきに一本の道を歩んでこられた
その口から発せられる言葉はとても重みがありました。
「うまいもんを食べると人は笑顔になる。
だから、みかんづくりは笑顔をつくる仕事なんじゃ」
幼少期に親を亡くされ、
祖母一人に育てられながら
小学校卒業後はみかん作りの道しか選択肢はなかった。
戦中は毒ガス製造の地へ赴き、
「十九、二十歳のころは死ぬることばかり考えちょった」
といいます。
そして終戦後、
規模を求めて九州へ転地しようかと思った時もあったが
今は世界で最も住みやすい土地だと実感できる
大崎下島に住み続けてよかったと言います。
晴れた日は庭の花を愛でながら
縁側でお昼ごはんを食べていると
近所で釣りをする人から魚が届きます。
「百姓は、現金収入は少ないけど
一番新鮮でおいしいもんばっかり食べて
一番贅沢しちょると思うんよ」
そう話すおばあちゃんは
辛い時代もあったけどねぇ...
と言いますが、本当に幸せそうでした。
幸男さんのみかんは本当においしい!
そして、この歳になっても
毎年何種類も新品種に挑戦されている...
好奇心が若さの秘訣かもしれません。
朝食は「朝フル」といって、
自家製フルーツ盛りだくさんの朝食で
いろんな種類の柑橘類を食べさせていただいたのですが
「はるか」「せとか」「けらじ」「ひょうかん」あたりがオススメです!
(果物の水分が身体に一番良いということで
朝フルは10年以上続けられているそうです)
*
久比という集落に泊めていただいたのですが
この地域には以前は3000人近く住んでいたとの事。
しかし今は700人くらい。
「学校もなくなって若者はほとんどいなくなった。
70歳以上が3分の2くらいなんじゃないか...」
ということで、
山も耕作放棄地が目立ちました。
柑橘類は年中収穫できるし
価格もやり方によっては上げられそうだし
優良地が数ha単位で放置されていて
この島はとっても可能性を感じました。
幸男さんの話を聞いていると
みかんづくりには夢やロマンを感じてしまうのです。
*
広島に来ると、戦争のことを考えざるを得ません。
幸男さんの
「戦争は絶対にだめじゃ。
なにもいいことはありはせん。
若者が死ぬることばっか考えるなんてことは
絶対にくり返してはならん」
折しも、久しぶりテレビを見ると
"報復"という二文字が軽々しく踊っていて
複雑な心境になりました。
歴史は時として過つ。
歴史から学べとはよく言われますが、
いま本当に必要なことは、
なにを学び、学ぶべきかを考えることではないでしょうか。
軽率な判断は
時として本当に価値あるもの
大切なものをも捨て去ってしまう。
「限界集落」と呼ばれる地域にも
共通することがあるような気がして
思わず書いてしまいました。
*
ちょっと余談が長くなりましたが、
久しぶりにちょっと時間があったので
思い切って書かせていただきました。
ぼくが出会う"世界"は
こんなに素晴らしいのになぁ。
2009年4月12日日曜日
4.12 岡山県吉備中央→広島県大崎下島
岡山県吉備中央町を出ました。
自然農法を実践されている玉木さんの
お宅に泊めていただいたのですが、
とっても素敵なところでした!
大学卒業後にニューヨークへ渡り、
そのあとロッククライミングに没頭。
1年300日以上山にこもる生活を四年続けられたそうです。
贅肉をそぎ落として身体を洗練させていく過程で、
本当に大切なもの以外を捨てていかれたような印象を受けました。
その後はマクロビオティックに出会い
味もホンモノを求めるようになった。
そして行き着いたのが「自然農法」の野菜だった...ということです。
(自然農法については検索してみてください;)
「野菜のおいしさを追求していったら自然農法に行き着いた。
だから、もっとおいしい野菜がつくれるのなら農法も変える」
この言葉はとても印象的でした。
あとは、
現代は「入れる」ことばかりに関心が向いている。
でも今本当に必要なことは「出す」ことを考えること。
滞留してしまって、いろいろな問題が発生している。
だから出すことで循環をつくっていかなければならない。
これは個人の体内環境においても
社会環境においても言いえて妙だなと思いました。
妥協せず、とことんこだわって、
野菜とコミュニケーションしつつ、
最高の味を追求される背中を見て
「この人は絶対にハズさない」と感じました。
玉木さんどうもありがとうございました!
そして、研修生の貴文さんにも大変お世話になりました。
どうもありがとうございました!
帰りには藤原ようこさんにご紹介いただいた「焼き屋」さんへ。
三木さんご夫婦は東京のルヴァンで修行されていたそうで、
ぼくの大好きな本「自分の仕事をつくる」の写真にも登場しているそうな。
西村さんとも面識があるそうで、これまた驚きでした。
山間にぽつんと一軒
手作りの素敵なおうちがあります。
目当ての人しか辿りつけないお店ですが、
慌てず焦らず自分のペースで
おいしいパンを焼きながら
自然な笑顔でお客さんに届ける。
とってもおいしいし、
お店とご夫婦の雰囲気も加わって
思わずファンになってしまいます。
思えば、ナガオカケンメイさんと
イベントにてご挨拶させていただいた際に
藤原さんと出会い、焼き屋さん、玉木さんとつなげていただきました。
玉木さんが
「小さな世界に収まらないない」
とおっしゃっていたのですが、
それは行動範囲のことではない。
毎日農場にいるけれども
自ら選択をして範囲を限定するのではなく、
出会うべくして出会うものを受け入れるということ。
その広がりは無限である...
そんなお話を聞いていて
ぼくが行く先を事前に定めないで歩んでみたい
と思った理由が分かりました。
旅が始まって以来、
いつもこのような感じで縁をいただき
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これから瀬戸内海の大崎下島へ。
楽しみです!
2009年4月10日金曜日
4.10 近況報告
友廣@岡山県吉備中央町です。
メールにて投稿してみます。
昨日、ようやくPCが復旧したのですが
そのまままた出発したので更新できず...
徐々に掲載していこうと思います。
また、携帯でも投稿できるようになりましたので
一行程度でも更新していこうと思います。
滞ってしまい申し訳ありませんが
どうか温かく見守っていただければ幸いです。
*
北陸~新潟から関西に移動して
和歌山県すさみ町
奈良県十津川村
奈良県下北山村
京都府綾部市
兵庫県和田山
と、
ご縁を訪ねて旅をしてきましたが
驚くほど素敵な出会いに恵まれております。
詳しいことはまたの機会に!
一旦また大阪の実家でPCの復旧作業等をして、
昨日から関西以西を南下する旅をはじめました。
昨日は、
朝日新聞記者の豊さんからご紹介をいただいた
兵庫県六甲にある弓削牧場という
とっても素敵な牧場を訪ねさせていただきました。
ここは山奥だったところが、
バブル前後で土地開発が進み
隣まで住宅地が迫ったところに立地しています。
"農"という観点で
都市とよい関係を築こうとされていて
今までとは少し違う観点で勉強になりました。
残念ながらご主人は出張中でお会いできなかったのですが、
スタッフのみなさんによくしていただき
めっちゃおいしいランチにデザートにと
ご馳走になってしまいました。
ありがとうございました!!
その後は東灘区まで移動して
ソーシャルビジネスのメーリングリストで知り合った永菅さんが主催されている
「農楽カフェ」に急遽お邪魔させていただきました。
兵庫県有機農業研究会理事長の本野さんから
有意義なお話をいただきました。
最近、CSA=コミュニティで農業を支える
という考え方が広まっていますが、
そもそもASCではないのかというお話が印象的でした。
農業があるから地域は成り立つということを、
震災の時におにぎりを20万個作って配られた...
という兵庫県ならでは経験談をもとに
「なるほど」と腑に落ちました。
今まで滞在してきた地域を考えたとき
いつもそばに"農業"があるのですが
これは生業としての"産業"という視点だけに留まらないことに気づきました。
勉強になりました。
永菅さんをはじめとして
棚田保全に取り組まれる若い方が何人もいたり、
会場となった「愛農人」というカフェをプラットフォームとした
ファーマーズマーケットの取り組みなど
これまた非常に勉強となりました。
本野さん、永菅さん、参加者のみなさん、
どうもありがとうございました!
そのあとはまた弓削牧場にもどり、
牧場で働かれている篠原さん夫婦のお宅へ泊めていただきました。
夫婦揃って引き出しが多くて、
夜中までいろいろと教えていただきました。
農は田舎だけのものではないんだと。
地域という括りで、都市の中でASCをまさに体現されようとしています。
本当に魅力的な場所ができていく可能性を感じました!
今これからはBONANZAの藤原さんからご紹介をいただいた
「焼き屋」というパン屋さんの三木さんから紹介していただいた
玉木さんという方を訪ねて岡山県吉備中央町へ向かっています。
その後は三国の山崎洋子さんから紹介していただいた
広島県大崎下島の浜本さんを訪ねる予定です。
また時間ができたら
いろいろと書きたいと思います。
心配してくださっているみなさま
本当にいつもありがとうございます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
2009年3月30日月曜日
3.29
友廣@京都府綾部市です。
ここ、綾部市では「限界集落」という言葉を使わず
「水源の里」という名称を使っています。
中山間部なのでまさに水源に近い地域です。
そして全国水源の里連絡協議会の事務局があり
全国でも先進的な取り組みをされているようです。
詳しいことはまだお聞きしていませんが、
その綾部の「水源の里振興課」の朝子さんという方に紹介して頂き
市志という集落の里野夫妻の御宅に泊めていただいています。
もちろんネットはつながらないのですが
ISDN回線のPCをお借りしています。
今までのダイジェストはもうすこしお待ち下さい。
取り急ぎ、現状報告でした。
2009年3月29日日曜日
[info] 3.28 ブログについて
友廣@奈良です。
久しぶりにネット環境にいます。
この一週間イーモバイルはもとより
携帯もずっと圏外でした...
今晩は奈良県天理市の祖母の家に泊まり、
明日からは京都府綾部市に滞在させていただく予定です。
更新が滞っていますが、
みなさんに支えていただいているおかげで
本当に充実した日々を過ごさせていただいています。
本当にありがとうございます!
ところで、以前にも少し書かせていただいたのですが、
[Report]の位置づけを変更しようと思います。
当初は毎日更新の予定だったのですが、
はじめの頃のようなものを書いていくとなると
結構な時間が必要となってしまいます。
この旅を始める前は
プロジェクトとして情報を発信して・・・云々・・・
という大義名分を掲げていたのですが
旅立った今となっては一人の無力な若僧です。
そこにあるのは
出会わせていただいた方と
「友廣裕一」という人間との関係のみ。
それ以上でも以下でもないんですよね。
マスコミ記者などという身分を持たない自分が
プロジェクトとか大義名分を出してみたところで
そんなことどうでもいいですよね。ほんとに。
自分が逆の立場でも当然です(苦笑)
というわけで、
相対した人との関係こそが最も大切なのであって
そこが抜け落ちた「情報」ではい意味がない。
当初は文化とか慣習とか
そんな表面的なことを切り取ろうと考えていたのだと思うのですが、
もっと自然な日常の中の何気ない要素も含めて吸収して
じっくりと練り上げていきたいと思います。
「伝える」ということの重要性は変わらないので
その手段・媒体なども含めて今後考えていきたいと思います。
ゆえに[Report]という形で
一日一投稿の形をやめて
更新できる時にダイジェストでお伝えすることにさせてください。
実は、短時間でまとめることによって
単純化しすぎてしまうことへの危機感も理由の一つとしてありました。
だから義務的に更新するというよりは
自分の中の確かなものをベースに書いていこうと思います。
PCの調子が戻ったら写真の掲載と
ダイジェストでの記述もしていくので
引き続き、どうぞよろしくお願いします!!
そんなわけで長くなってしまいましたが
どうぞよろしくお願いいたします!!
2009年3月21日土曜日
[info] 3.20 現状報告&今後の予定など
大変ご無沙汰しております。
友廣です。
更新が滞っており申し訳ありません!
PCのHDD不足により写真が取り込めずに戸惑っていたら、
ウェブブラウザまでおかしくなって開けなくなりました...
(まだ復旧途中です;)
また、プロジェクトの見直しもしつつなので
非常にもたついてしまっているのですが
ひとまず「生きてます!」ということを
お知らせするために更新します(笑)
現在は、約一ヶ月ちょっとの北陸~新潟を終え、
大阪の実家に立ち寄っています。
本当はブログ記事の整理と
荷物の衣替えだけの予定だったのですが、
不慮のPCトラブルにより足止めを食っています。。
が、とりあえず明日は出発しようと思います。
3月22日より
◎和歌山県すさみ町
その後は、3月いっぱいで
◎奈良県十津川村
◎京都府綾部市
を中心にお邪魔させていただく予定です。
先月は、その場その場で即興的に
ご縁を辿って訪問をさせていただいたのですが
上述した地域は自治体の方を紹介していただいたので
事前に連絡を取らせていただいています。
それぞれの地域を
ご紹介いただきました
総務省 佐藤さん・菊地さん
奈良県庁 松原さん
半農半X研究所 塩見さん
どうもありがとうございました!!
そして、これからお世話になる
和歌山県すさみ町長 橋本さん
和歌山県すさみ町役場 岩田さん
奈良県十津川村役場 松實さん
京都府綾部市役所 朝子さん
どうぞ宜しくお願いいたします!!